海が見えるだけでテンションがあがる埼玉県民の自分。
暑い埼玉県の田舎町の電車で、あいつらと海までの道のりを車内でギャーギャー歌ってみたいな~気持ちと海に思いを馳せてセレクトしました。
N-A-T-S-U by Slaill on Mixcloud
01. 君の見た目も短足だ / シンガー板尾
02. SUMMER VACATION (CAROLIECUT 1985 REMIX) / ZEN-LA-ROCK
03. DORI SUMMA / LUVRAW & BTB
04. summer rich feat, hitomitoi / Dorian
05. Driving All Night / DOUBLE
06. Misty Blue / 貴島サリオ
07. 渋谷で5時 / 鈴木雅之
08. MIND CIRCUS / 中谷美紀
09. タイムリミット / 松任谷由実
10. Million kiss / 南青山少女歌劇団 MASK
11. シーズン/イン・ザ・サン / TUBE
12. SHADE OF BLUE / 杏里
13. Anniversary / 少女隊
14.サイレント・サマー / ribbon
15. はだかの王様 -シブトク つよく- / SMAP
16. 恋のブギ・ウギ・トレイン / ZOO
17. ワナダンス! / Tomato n’ Pine
18. No,1 / 槇原敬之
19. NUMBER ONE / 藤井リナ
20. 夜のライン / (((さらうんど)))
21. 朝が来るまで終わる事の無いダンスを / tofubeats
正気とは思えないほど凄いAppleの歴史インフォグラフィックが正気とは思えないほど完璧と話題
過去30年にAppleが発表した、正気とは思えないほどクールなコンピュータがすべて掲載されています。
The Insanely Great History of Apple
An insanely complete chart of every computer released by Apple in the last thirty years, from the original Mac through the MacBook Air.
||On sale for 20% off until Friday Nov 18th at noon EST||
TAKEEEEEEEE
ONNNNNNNN
MEEEEEEEE
TAKE ON ME
TAKEEEEEEEE
MEEEEEEEE
ONNNNNNNN
TAKE ON ME
I’LLLLLLLLL
BEEEEEEEE
GONEEEEEEEE
IN A DAY OR
TWOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO
七つの女の子と話をしていたら、作文が終わらなくて困っているという。彼女は小さい子にしては要領よく話すんだけれども、なにしろ七歳は七歳なので、話がくどい。しかもしょっちゅう脱線する。最後まで聞いて推測するに、どうやら何を書いて何を省くかがわからないので作文が長くなっている、ということらしかった。
学校の授業の作文で七五三の話を書くことにして、けれども原稿用紙六枚書いてもまだ、当日の朝ごはんが終わらない。メニューとその匂い、湯気のようす、パンの焼き加減の好みに関する主張で六枚目が終わってしまった。今までのぶんを捨てて書き直すべきか、という意味のことを、彼女は言う。読ませて頂戴というと、ずいぶんとはずかしがってから、結局読ませてくれた。
八枚切りのパンを焦げるぎりぎりのところまで熱してからバターを塗り、しみこませて食べる、ジャムはパンに塗るべきではない、ヨーグルトにいっぱい入れたほうがいい、なぜなら赤(いちごジャム)やむらさき(ブルーベリージャム)が白いのに混ざるのがおもしろいから、あと、わざとちゃんと混ぜないで甘いところと甘くないところをつくる、生の食パンとか意味わからない、不味い、というようなことが延々と書いてあって、私はいたく感動した。ニコルソン・ベイカーみたいだ。徹底した脈絡のなさがすばらしくリアル。他者の価値観を一顧だにしない主観がなんてクール。
たぶん彼女は記憶と思考を選ぶことが、まだうまくできないのだ。それに抽象概念の操作にも慣れていない。だから頭の中を時間軸だけで切り取ったような文章を書いている。
これはすごくいい文章だよ、と私は言った。七五三なんか放っておいたっていいじゃない、ここはひとつ朝ごはんまででいこうよ、捨てちゃうのもったいないよ。私がそう提案すると、彼女は重々しくうなずいて、まあね、これ自分でもわりと気に入ってる、と言った。
でも彼女はそういう作文を書きつづけるにはいかないことをちゃんと知っていて、きれいにまとまった文章を作る方法を知りたがってもいた。だから私は作文を終わらせる方法を教えることにした。
あのさ、まず書くことを決めるじゃない、最初に。七五三とか。で、書くことの前とか後とかあるでしょう。七五三の日の朝ごはんみたいなこと。それはちょっと短くする。どうやって短くするかっていうと、八枚切りのパンを反りかえるまで焼いてから反対側もちょっとあぶって、それからバターをつけて、って書きたいところを、お父さんとお母さんと一緒にパンを食べました、って書くんだ。もちろんお母さんが起きてからよくわからない部屋着に着替えてそれから出かける格好になることの謎についてとか、お父さんのひげそりの音が変化に富んでいて魅力的だということとかは書かない。もっと省きたかったら、ただ「朝ごはんをすませて」、って書く。文いっこもいらない。
もっと短くしたかったら、と彼女は訊いた。私は彼女の真似をして重々しくうなずき、「支度をして家族みんなで家を出ました」って書くの、と言った。もっと、と彼女が言うので、神社の階段を登っているところから始めてもいい、と私は教えた。もちろん一日は朝起きたところからはじまる、でも作文では石段に足をかけたところからはじめてもいい、なんなら帰ってきたところからでもいい。
彼女はやはり重々しくうなずき、ありがとう、と言った。どういたしましてと私はこたえた。
でもそれはほんとうはつまらないことなのだ。誰かの要求にあわせて作文を刈りこむなんて、書く意味があることとないことをふるいわけるなんて、所定の枚数にきれいにおさめるなんて。思いついたことは思いついた順に全部書けばいいんだけどな、と思う。